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KORG Collection 5 for Mac/PC KORG Collection 5 for Mac/PC

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KORG Collection シリーズ

KORG Collection は、すべてのソフトウェアをセットにしたバンドルと、お好きなシンセだけを購入できる単体パッケージをラインナップしています。

  • MS-20

    MS-20

  • Polysix

    Polysix

  • KORG Collection - Mono/Poly

    Mono/Poly

  • M1

    M1

  • WAVESTATION

    WAVESTATION

  • MDE-X

    MDE-X

  • ARP ODYSSEY

    ARP ODYSSEY

  • TRITON / TRITON Extreme

    TRITON / TRITON Extreme

  • miniKORG

    miniKORG

  • Prophecy

    Prophecy

  • microKORG

    microKORG

  • ELECTRIBE-R

    ELECTRIBE-R

  • KAOSS PAD

    KAOSS PAD

  • ARP 2600

    ARP 2600

  • VOX Super Continental

    VOX Super Continental

  • EP-1

    EP-1

KORG MS-20
MONOPHONIC SYNTHESIZER




1978年に発売されたパッチング可能なアナログ・モノフォニック・シンセサイザー「MS-20」。

リング・モジュレート可能な2基のオシレーター、独特の歪みを持つ自己発振可能なハイパス/ローパス・フィルター、外部オーディオ入力が可能なエクスターナル・シグナル・プロセッサーを装備したパッチ・セクション等々、そのすべてを完全再現しています。

ソフトウェアでは、最大32ボイスのポリフォニック化、最大16ボイスのユニゾン機能(デチューン/スプレッド付き)を追加しています。また自由なエクスターナル・モジュレーション設定や、モジュレーション・ジェネレーターのMIDIクロック同期設定なども追加されており、フレキシブルで自由度の高い音作りを実現しています。

さらにデザイン・リファインされたMS-20 2では、新たに2台のマルチ・エフェクト、サウンドブラウザー、プリセット・プログラムを追加しています。

KORG Polysix
POLYPHONIC SYNTHESIZER




1981年に発売されたプログラマブル・6ボイス・ポリフォニック・アナログ・シンセサイザー「Polysix」。

SAW/PW/PWM の波形選択が可能な 1VCO(サブ・オシレーター付き)/1VCF/1VCA/1EG 構成、コーラス/フェイズ/アンサンブル・エフェクト、コード・メモリー/アルペジエーター/ユニゾンなどの演奏モードを含めた、Polysix のすべてを完全再現しています。

ソフトウェアでは、最大32ボイスのポリフォニック化、最大16ボイスのユニゾン機能(デチューン/スプレッド付き)を追加しています。また自由なエクスターナル・モジュレーション設定、モジュレーション・ジェネレーター/アルペジエーターのMIDIクロック同期設定、エフェクトの拡がりが調整可能なスプレッド設定なども追加されており、多彩なサウンド・メイキングを可能にしています。

さらにデザイン・リファインされたPolysix 2では、新たに2台のマルチ・エフェクト、サウンドブラウザー、プリセットプログラムを追加しています。

KORG Mono/Poly
4VCO SYNTHESIZER

1981年に発売されたコルグ・アナログ・シンセサイザーの集大成といえる 4VCO モノフォニック/ポリフォニック・シンセサイザー「Mono/Poly」。

それぞれのピッチ/ウェーブフォーム/オクターブ/レベルが調整できる 4VCO に 1VCF/1VCA/2EG/2MG という構成を持ち、先進的なコード・メモリー/アルペジエーター機能、画期的な音色効果を生み出すシンクロ/クロス・モジュレーション機能を装備しています。これら多彩な機能のすべてを完全再現しています。

ソフトウェアでは、最大128ボイス・ポリフォニック/16ボイス・ユニゾン拡張、2台のマルチ・エフェクトの搭載、8系統のバーチャル・パッチ機能等の機能を多数追加しています。バーチャル・パッチ機能では159種類のモジュレーション・ソースで、35種類ものデスティネーションをモジュレートすることが可能。複雑で幅広い音作りが行える Mono/Poly の進化版となっています。

さらにデザイン・リファインされたMono/Poly 2では、複数のタイプ切り替えが可能なDistortionとFeedback Reverbという2つのハイエンドなエフェクト・タイプを追加しています。

KORG M1
MUSIC WORKSTATION




1988年に発売され、80年代末~90年代前半のサウンドを決定づけた元祖ミュージック・ワークステーション・シンセサイザー「M1」。

いち早く取り入れたワークステーション思想はもとより、PCM 波形とデジタル・エフェクターによる ai(advanced integrated)シンセシス・システムは完成されたプログラム/コンビネーション・サウンドを提供。PCM 音源でありながら、サウンドのリアリティのみならず、独特の響き、キャラクターをもったサウンドが、コルグのボイシング・テクノロジーの高さを知らしめました。「M1 Piano」というサウンドを確立したピアノ音色をはじめ、M1 でなければ出せない独特なサウンドと質感から、今なお世界中のミュージシャン/クリエイターに支持されています。

ソフトウェアでは、フィルター・レゾナンス、VDAモジュレーション、マスター・エフェクト・パートを合計18系統にパワーアップ。さらに、全19種類の M1 用 PCM ROM カードに加え、M1 の内蔵 PCM を拡張して発売された M1EX のサウンドと、M1 を進化させて登場した T シリーズのサウンドを追加。3,300のサウンド、34枚のカードを網羅した膨大なサウンドを搭載しています。

KORG WAVESTATION
WAVE SEQUENCE SYNTHESIZER




1990年発売の、複数波形の合成/連結により新たなサウンドを生み出せるアドバンスト・ベクター・シンセシス・システムを搭載したシンセサイザー「WAVESTATION」。

ジョイスティックによる4つのオシレーターのミックス/モーフィング機能、波形を順番に並べてリズムやメロディのシーケンス・パターンを組めるウェーブ・シーケンスなどの他にはない画期的な機能に加え、サウンド部は WAVESTATION の全 PCM を搭載し、オリジナル設計時の回路図を解析して細部のパラメーターまでソフトウェアで完全再現しています。

ソフトウェアでは、WAVESTATION、WAVESTATION EX、WAVESTATION A/D、WAVESTATION SR というシリーズ全モデルをカバーする膨大なプリセットや波形、7種類のオプション PCM/プログラム・カードを搭載。トータル1,500を超える内蔵プリセット・サウンドとともに、大量に追加された PCM 波形とウェーブ・シーケンスがより多彩な音作りを提供します。

さらにデザイン・リファインされたWAVESTATION 2では、膨大なプリセットの中からカテゴリー別/サウンド・キャラクター別に絞り込める2種類のタグを追加。またランダム・ボタンを新たに搭載し、ボタン一つで常に刺激的なサウンド・スケープを生み出せます。

KORG MDE-X
MULTI EFFECTS PROCESSOR

コルグ・デジタル・エフェクトから厳選したコンプレッサー、リミッター、オーバードライブ、イコライザー、トーキング・モジュレーター、フランジャー、フェイザー、コーラス、ディレイ、リバーブなど19種類のエフェクトを搭載した「MDE-X」。

高品質な TRITON 直系のエフェクト・アルゴリズムを採用。数多くの楽曲で使用され、そのサウンドを支えてきたエフェクトをソフトウェアで使用できます。また、128種類のエフェクト・プログラムによって、サウンド・メイキング、ライブ・パフォーマンス、ミキシングと幅広く活用することができます。

さらにデザイン・リファインされたMDE-X 2では、複数のタイプ切り替えが可能なDistortionとFeedback Reverbという2つのハイエンドなエフェクト・タイプを追加しています。

ARP ODYSSEY
DUOPHONIC SYNTHESIZER



1972年に世に誕生したARP Odysseyは、当時から現在に至るまで、アナログ・シンセサイザーの名機として数多くのアーティストのレコードで活躍してきました。そして2015年には、コルグがARP Instruments社の共同創業者であるDavid Friendをアドバイザーに迎え、再びアナログ・シンセとして復刻しています。

このKORG Collection ARP ODYSSEYは、まさにその復刻版のARP ODYSSEYをベースにした、ソフトウェア版のARP ODYSSEYです。コルグ独自の電子回路モデリング・テクノロジーCMTで丹念な調整を繰り返し、アナログのフィーリングとサウンドを限界まで再現。

KORG Collection ARP ODYSSEYはハードウェアの再現だけでなく、ソフトウェアにしかできない様々な改良を加えています。 コルグの復刻版ARP ODYSSEYで追加された3世代のフィルターとDRIVE機能はもちろんのこと、待望の和音演奏を可能にするボイス・アサイン・モードや、ステップ・シーケンサーのように細かくプログラムできるアルペジエーター、そしてサウンドを多彩に変化させるエフェクターを新搭載。まだ誰も聴いたことのない、全く新たなARPサウンドが40年以上の時を越えて生み出されます。

TRITON / TRITON Extreme
MUSIC WORKSTATION



1999年に発売され、栄えある数々の賞を受賞したシンセサイザー・ワークステーション「KORG TRITON」シリーズ。

当時として表現力豊かなPCMサウンドは、世界中の一流ミュージシャンに愛され、数多くの楽曲に使用されました。当時として画期的な48kHzサンプリングによるハイクオリティなPCMサンプルを内蔵し、2種類のフィルター、5系統のインサート・エフェクト、2系統のマスター・エフェクト、1系統のマスターEQ、そして8パート・マルチ・ティンバーのコンビネーション・モードを備えた、まさにモンスター・マシンでした。KORG Collection TRITONは、そんなTRITONのHI(Hyper Integrated)シンセシス・システムをソフトウェアで完全に再現。2000年代を代表するアイコニックなサウンド群を体験することができます。

KORG Collection TRITONは、かゆいところに手が届くワークステーションならではの膨大なエディット・パラメーターを備えながらも、誰もがサウンドを好みにエディットできるEASYモードを新たに用意しています。オシレーターやエフェクトの選択から、フィルターやEQの調整など、触る頻度の高いパラメーターに素早くアクセスすることができ、サウンドのラフ・エディットやプリセットの微調整に活躍します。またEASYモード以外の画面も、視覚的にコントロール可能なフィルターやEGなど、ソフトウェアならではのグラフィカルで直感的なユーザー・インターフェイスを実現しています。

miniKORG 700S
SYNTHESIZER



1974年に発売された miniKORG 700S は、コンパクトな37鍵キーボードのモノフォニック・シンセサイザーの一見シンプルなパネルからは想像できないほど多彩なサウンドを作り出すことができ、かつ海外製シンセサイザーとは一味違う独特のサウンド、特に音の太さで多くのミュージシャンを魅了しました。

miniKORG 700Sを忠実に復刻したアナログ・シンセサイザー「miniKORG 700FS」をベースに再現し、さらにソフトウェア版ならではの機能を追加したよりパワフルなソフトウェア・インストゥルメントです。 コルグ・シンセサイザーの原点、そのユニークなサウンドや機能を、あなたのコンピュータ上でお楽しみいただけます。

miniKORG 700S for Mac/Winのグラフィカル・ユーザーインターフェイス(GUI)は、オリジナルのminiKORG 700Sの佇まいをリアルに再現し、オリジナルのユーザー・エクスペリエンスを体験できる3Dモードと、3Dモードでは非表示のパラメーターを表示し、ソフトウェア・インストゥルメントとしての使いやすさを重視した2Dモードを自由に切り替えて使用することができます。また、画質を変えずにスクリーン・サイズを3段階に切り替えることができ、スタンドアローン時やプラグイン動作時などの使用環境に合わせて画面サイズを選択することができます。

Prophecy
SOLO SYNTHESIZER



1995年に発売された Prophecy は、アナログ・シンセを超える高い柔軟性と、今までにない音作りの可能性を求めて開発された MOSS(Multi-Oscillator Synthesis System)音源を搭載。

Prophecy for Mac/Winでは、オリジナルのProphecyに搭載されていたMOSS(Multi-Oscillator Synthesis System)をソフトウェアで完全再現し、5タイプ合計で7種類のオシレーター・モデルを搭載しています。 各オシレーター・モデルからのサウンドは、オシレーターごとにノンリニア・テーブルのウェーブシェイプで加工することができます。テーブルのタイプはCLIPとRESOの2タイプから選択でき、オシレーターで生成した波形を過激に変形させることができます。また、元波形をミックスすることもでき、マイルドな加工から元波形からは想像もできないほど変化した波形まで、幅広いサウンドを作り出すことができます。

プリロード・プログラムは、14種類のカテゴリーに分類された、合計308種類のプログラムが入っています。ユーザー・バンクはもちろんのこと、お気に入りの音色を登録できるフェイバリット・バンクや、プログラム・チェンジのマッピングも設定することができます。また当時発売されていた、ベースやリード、SEサウンドなどのアナログ・シンセ・サウンドを64音色収録した「ANALOG & VINTAGE」と、Prophecyの物理モデル音源を活用し、この世に存在しない新アコースティック楽器や、管楽器等のサウンド、表現力のシミュレーションを生かした音色など64音色を収録した「MODERN MODELS」のオプションカード2枚の音色も内蔵しています。

microKORG
SYNTHSIZER / VOCODER



2002年の発売以来、世界中のクリエイターに愛され続けている microKORG は、アナログ・モデリング音源による、本格派のシンセサイザーです。

小型で気軽に使えて、しかも使えば使うほど味が出る、奥行きの深いシンセサイザーを目指し、あらゆるミュージシャンやトラックメイカー、クリエイターにシンセサイザーの魅力や楽しさをお届けしたい、という思いで誕生したのが microKORG でした。 KORG Collection - microKORG は、初代 microKORG のサウンドや挙動、ルックスを完全再現。アナログ・モデリングによるオシレーター、フィルター、アンプの各セクションはもちろんのこと、エフェクト・セクションやアルペジエイターも再現しています。また、初代 microKORG の大きな特徴の1つだったボコーダー機能も再現しています。

KORG Collection - microKORG は初代 microKORG のパネルイメージを踏襲しつつ、ソフトウェアとしての使いやすさを追求したグラフィカル・ユーザー・インターフェイスを採用しています。オリジナルでは2つのロータリー・スイッチと5つのノブによるエディット操作でしたが、ソフトウェア版では全パラメーターを表示し、音色の全体的な各種設定を見渡せるようになりました。各セクションにもソフトウェアならではの便利で使いやすい機能を追加しています。同時発音数は最大64ボイスと大幅に拡張し、2ティンバーによるレイヤー音色もオリジナルを大きく超える使いやすさとなりました。
また、microKORG または microKORG S の実機をMIDIで接続することにより、音色エディター/ライブラリアン・ソフトウェアの microKORG Editor と同様の感覚で音色データの送受信を直接行うことができる “Send/Receive Mode” も内蔵しています。

ELECTRIBE-R
RHYTHM SYNTHESIZER



1999年に発売された ELECTRIBE-R は、ノブやスイッチ、ステップシーケンサーによる直感的な操作で、誰でもすぐにビートメイキングができることで、世界中のトラックメイカーに愛用されました。

KORG Collection - ELECTRIBE-R は、2010年発表の iELECTRIBE for iPad をベースに、ステップ・シーケンサーのビート・モードやエフェクトを拡張し、オリジナルの ELECTIRBE-R や ELECTRIBE-R mkII をはじめ、 iELECTRIBE for iPad や KORG iELECTRIBE for iPhone のプリセット・データもすべて搭載しました。

KORG Collection - ELECTRIBE-R では、メイン・ページとは別に、パターン入力に特化したエディット・ページを追加し、全パートのパターンやミュート/ソロ、アクセント、エフェクト・センドの設定や、モーション・シーケンスの入力もでき、パターン全体を見渡せる状態でより緻密なビート・メイキングを行えます。
オリジナル ELECTRIBE-R を踏襲しつつ、エディット・ページやパターン・ブラウザなど、ソフトウェアとしての使いやすさを随所に採り入れたユーザー・インターフェイスはもちろんのこと、ソフトウェアならではの柔軟性の高さも KORG Collection - ELECTRIBE-R の大きな特徴です。例えば、MIDIアウトに対応していますので、パターンは KORG Collection - ELECTRIBE-R で作成し、外部音源をコントロールしたり、MIDIファイルのエクスポートもドラッグ&ドロップで簡単に行えます。また、パターンのプレイ/ストップやパターンの切り替えをMIDIノート・イベントでコントロールすることもでき、トリッキーなプレイも思いのままです。

KAOSS PAD
DYNAMIC EFFECT



タッチ・パッドに触れて、なぞって、こすってプレイ。単純明快なコンセプトで世界中のDJシーンはもとより、あらゆる音楽制作の現場で活躍を続けるKAOSS PADシリーズ。1999年登場の初代KP1から第3世代のKP3+へと進化を遂げ、さらにその明快なインターフェイスを装備した数々の派生製品へと発展し「KAOSSファミリー」を築いていきました。

「タッチ・パッドに触れてコントロールする」という、わかりやすさを最前面に押し出したインターフェイスはそのままに、エフェクト・プラグインとしての使いやすさ、そしてKAOSSシリーズでは初となるその複雑な内部構造を開放し、オリジナルのコントロール体系も作成可能となったが、KORG Collection - KAOSS PAD です。

KORG Collection - KAOSS PAD はエフェクト・プラグインの新たな形を創造すべく、従来のKAOSS PADシリーズのソフトウェア版という位置付けではなく、エフェクト・アルゴリズムも含めてすべて新たに設計しました。KAOSS PADシリーズから受け継いだタッチ・パッドに触れるだけでエフェクトをコントロールできるという明快なユーザー・インターフェイスはそのままに、これまで非公開だった内部構造を開放することで緻密で重層的なマルチ・エフェクト・プロセッサーとしての側面も打ち出し、パフォーマンスの現場ではもちろんのこと、制作の場面でもフレキシブルに対応できるプラグインとして開発しました。DAW上に鮮烈なカオスを引き起こす KORG Collection - KAOSS PAD。新たなサウンドが、新たな音楽が、そして新たなシーンが、ここから生まれます。

ARP 2600
SEMI-MODULAR SYNTHESIZER



象徴的な ARP 2600。それは様々な有名アーティストのスタジオで必ず見られるシンセサイザーです。中古市場での価格は、天井知らず。2020年にコルグが限定版 ARP 2600 FS を発売すると、世界中で記録的な速さで完売しました。そして今、コルグはこの重要なシンセサイザーの真に正確な再現をソフトウェアでお届けします:KORG Collection ARP 2600 です。

このようなプラグインでは、オリジナルのハードウェアを細心の注意をもってモデル化したと主張するのが一般的です。しかし証拠は言わずとも明らかです:独特の波形やフィルター、カスタムのLFOやエンベロープ形状、さまざまな微妙な歪み、パッチパネルの挙動。細部に至るまでの執念のこもった再現の結果、オリジナルのARP 2600パッチブック(コルグのウェブサイトで無料のPDFとして提供中)のどのパッチを繋げても、それらはハードウェアそのもののように鳴ります。他のどの ARP 2600 プラグインもこれを成し得ないでしょう。

KORG Collection ARP 2600 は、ソフトウェアとしての様々な改良を行なっています。まずは、オシレーター・シンク(特許取得済みの業界最高技術を使用)、ARとADSRエンベロープのダイムスケーリング・スイッチ、ARトリガー入力など、オリジナル・ハードウェアで最もポピュラーな改造を追加しました。さらに、オリジナルの2種類のローパス・フィルターを選択するスイッチや、追加のコントローラー・ルーティング、アルペジエイターなど、KORG ARP 2600 FSで採用した新機能も追加しました。そこからが、正にクリエイティブな仕事でした。

オリジナル2600の操作系をすべて残し、追加されたものすべてについても、基本的なレイアウトを維持しました。オリジナル2600、あるいはコルグARP 2600 FSや2600 Mに慣れ親しんでいる方なら、違和感なくお使いいただけます。内部ディテールへのこだわりにより、あらゆるオリジナル2600のパッチを直接再現することもできます。オリジナルのARP 2600パッチブック(コルグ・ウェブサイトからPDFで無料入手できます)を取り出し、100種類のパッチをそれぞれ配線すれば、ハードウェアと同じサウンドが得られます。これは、他のプラグインでは不可能なことです。

VOX Super Continental
COMBO ORGAN



トーンホイール・オルガンに代わる、よりポータブルで手頃な価格のオルガンとして開発されたVOXオルガンは、その特徴的なサウンドと赤と黒のシャープなデザインが相まって、1960年代の「ブリティッシュ・インヴェイジョン」バンドたちに愛用されるようになりました。そのブライトで押しの強い音色は、ややもすればジャラジャラと騒々しいギターと完璧にマッチし、ステージでもスタジオでも抜群の音ヌケの良さを発揮していました。

生産は1970年頃に終了しましたが、スカやガレージ、パンク、ニューウェーブの新世代バンドたちが、この往年の名機を使っていました。不安定なゲルマニウム・トランジスタによる発振器により、オルガンのチューニングはほぼ常時(少なくとも)微妙にチューニングが外れ、コードを弾いたときに独特のコーラス(のような)効果を生み出していました。鍵盤の各キーの接点ワイアー(ドローバー1本に1本のワイアーで、1キーで最大5本)は、長年のツアーなどの酷使で磨耗したり取り付け位置にズレが生じたりして、弾くたびに独特のアタックとリリースがつくようになってしまった個体もありました。エレクトリック・トーンとビンテージ・キャラクターが融合したこのユニークな音色で、VOXオルガンは今でも定番の楽器となっています。

KORG Collection - VOX Super Continental のオシレーターは、不安定なゲルマニウム・トランジスタに基づいています。オクターブ・ディバイダー回路(分周期)により、オクターブは常にキープされますが、各音程のチューニングは電子パーツの個体差により微妙な誤差が生じてしまいます。これにより、コードを演奏する際に独特のコーラス効果が生じ、メロディには少しエキストラ・フレーバーが加わります。

個々のノートは、ドローバーからの倍音の組み合わせによって作られます。各キーには最大で5つのキー接点ワイヤーがあり、各ドローバー・バスに当たるとその倍音が鳴ります(通常は僅かなノイズと共に)。接点は通常、数十年間の使用後に摩耗しずれてきてしまいます。そのため、ワイヤーは若干異なるタイミングでドローバー・バスに当たります。これにより、ノートオンとノートオフ時にそれぞれ独特の特性が付加されます。

時間の経過と共にずれてしまうチューニングは欠点とも言えますが、その不完全さがこの楽器の魅力の1つになっています。すべての欠点は愛情を込めて細部までモデル化されているので、キャリブレーション・コントロールからお好みの量だけ調整することが可能です。



EP-1というエレクトリック・ピアノ音源は、2011年、コルグを代表するワークステーション・シンセサイザー KRONOSで初めて登場しました。当時新規開発したMDS(マルチ・ディメンショナル・シンセシス)を採用し、サンプル・プレイバック方式では到達できなかった、打鍵に微細に反応するスムースでダイナミックな音色変化を表現します。2017年には最高峰ステージピアノGrandstageに搭載、2021年NAUTILUSワークステーションでは新たなエレピ・モデルを追加。そしてこのプラグイン・バージョンは、最新のEP-1サウンド・エンジンを搭載し、新たにボイシングを施した現時点での決定版です。

EP-1の圧倒的にリアルなサウンドとダイナミクスの表現力は、弾き手の魂を揺さぶり、深い感情を解き放ちます。是非、この最新のEP-1サウンド・エンジンを体験し、創造の幅を広げましょう。

EP-1 は、7種類の往年のタイン・タイプ、リード・タイプ・エレクトリック・ピアノ、そしてヴィンテージ・エフェクトのサウンドを素晴らしい高精度で再現します。コルグの開発したテクノロジー、マルチ・ディメンショナル・シンセシス(MDS)を採用した EP-1 は、これまでのサンプル・プレイバック方式では到達できなかったナチュラルでリアルタイムな表現をお届けします。ピアニシモからフォルテシモまで、境目を感じさせない自然なダイナミクスの変化 ... これこそ「楽器」と言えるものでしょう。リリース・ベロシティでコントロールできるメカニカル・キー・ オフ・ノイズなどのノイズ・エレメントをリアルタイムにコントロールすることにより、これまでにないリアルで緻密な演奏を可能にします。

KORG Legacy Collection をご利用中の皆様へ
一部サービス終了に伴う、サーバー移行に関するお知らせ

この度、KORG USER NET の一部サービス終了に伴い、KORG ID および KORG Shop へサーバー移行を実施いたします。KORG Legacy Collection ユーザーの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、下記ページの手順に沿って移行手続きをお願いいたします。発行されるクーポンコードをご利用いただくことで、KORG Legacy Collection シリーズから KORG Collection へ移行が可能となります。
 

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