──田中さんにとって楽器の見た目の重要度はいかがでしょう？

さっき四角くて薄いって言ったんですけど、こういう形ってあんまり無い気がしていて、やっぱりシンセってゴツいのが多いのでこの感じは今までにあんまり無いから良いと思います。

機能も重視しなければいけないんですけど見た目が伴っていたら尚良いですよね。 やっぱりどうしても使いたくないなっていうデザインもたまにあるので（笑）

Continentalの右端のロゴが結構好きで、弾いている途中でも目に入ると、おぉ、かっこいいなってちょっとテンション上がりますね（笑）

ワンマンの時はContinental専用のスタンドを使っているんですけど、あれは目立てるし弾きやすくて良いですね。

──どんな音色を使うことが多いですか？

私はオルガンメインで使っています。

シンセはライブ中にヘビロテしている音色があって、タッチセンサーですぐ音がいじれるんで、中に入ってちょっとリリースを長くしたりがすぐできるのが良いです。

ピアノ音源はバンド向けの抜けが良い音が入ってるのでそれを使ってます。

エレピ音色もいっぱい入ってるけど、どれを選んでも使えるなという印象ですね。

あとContinentalと言ったら真空管ですよね。あれは感動しました。ドライブのかかり具合で全然違いますね。レコーディングの時にオルガンの音を録る時はリアンプしていたんですけど、この真空管をONにすると音が太くて温かい、じわっとした感じになるので、最近はリアンプせずこのまま使ってます。

──鍵盤のタッチはいかがですか？

ピアノを弾く時はちょっと軽いのかと思いますけど、私はオルガンとしての用途が多いので気持ちよく弾かせてもらっています。ピアノだとやっぱりSV-1が好きですね。白いSV-2も出たようで気になっています。


──SV-2からスピーカーが付いているので使いやすいと思います。

そうですよね、ホームピアノ的に使えるのはすごく良いと思います。


──RKはどんなシチュエーションで使われていますか？

RKは私のコーナーがある時にガツンと前に出て使っています。キーボーディストって同じ場所にいなければいけないので、やっぱり動けるっていいですよね。


──ありがとうございました。