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2021.04.14

玉木千尋「monologue」インタビュー

アナログシンセの入門編として、また、DTMでの楽曲制作がベーシックになっている現代のクリエイターにもオススメできるシンセです。

音を鳴らしてみて、ソフトシンセでは得られない音の太さ、くっきりした輪郭と存在感に驚きました。昨今の音楽シーンでは、リバイバル的にジャンルを問わずにこのようなアナログシンセの音色が使用されていますし、僕自身もかなりの頻度で使います。

そんな中でmonologueは、即戦力として早く使いたい!と思わせてくれる圧巻の実力でした。

DTM環境での使用にも柔軟に対応してくれる機能が多数備わっており、ベースやリード音色でmonologueの存在感のある音を最初に入れて、それを軸にアレンジを進めれば全体のクオリティも格段にアップすると思いますし、予めソフトシンセで作り込んだMIDIのフレーズを、アレンジ最終段階でmonologueに送り改めて音色を詰めて最終的に仕上げたり、シーケンサー機能を使って音を鳴らしながら、楽曲制作のインスピレーションを得たりと、こういった作業もシンプルな操作で直感的かつスピーディーに行える点が嬉しいです。

またシンプルながらにも、LFOやモジューレーション等の設定次第ではかなり奇抜な音も作れるので、オリジナリティや自由度もかなり高いシンセという印象でした。

何より、この価格帯とサイズ感でこんなにも素晴らしい音が手に入るのは驚きです。「どうしてもCDで聞くようなアナログシンセの太さが出ない!」とソフトシンセをいじり回して悩んでいる方は、 迷わず導入されることをオススメします!

僕自身も、もっと早く導入していればよかったと後悔しております…笑

玉木千尋(たまき ちひろ)

静岡県出身。幼少の頃から音楽に多く触れる環境で育ち、学生の頃に始めたバンドでは作詞からアレンジまでの全てを担当する。2013年より作家活動を開始。ギターを主軸としたバンドサウンドからEDM、オーケストレーション、 ビッグバンドに至るまで、多彩なサウンドメイクを手がける。

個性的、且つ汎用的をテーマに掲げ、アイデンティティと大衆性を共存させた作品作りを行う。

主な作品
『デジモンアドベンチャー tri.』主題歌「Butter-Fly~tri.Version~」(編曲)
つばきファクトリー「イマナンジ?」(作編曲)
『アイカツプラネット!』オープニングテーマ「Bloomy*スマイル」(編曲)
『新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future』(劇伴)

つばきファクトリー『イマナンジ?』(Promotion Edit)

アイカツプラネット!ミュージックビデオ『Bloomy*スマイル』

『新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future』前篇 PV full ver