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Grandstage

STAGE PIANO

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KORG Design
 

コルグは創業以来、「他にはないもの、独創性的なもの」を目指し製品を開発しています。その思想はデザインにおいても同様です。

革新的な仕様を訴え個性を強調することへのこだわりは、ともするとデザインを奇抜な方向へ押し進めます。結果としてインパクトのある製品は出来上がりますが、それらがもたらす喜びや楽しさをユーザーが直感、想像できる本質的な価値を内包していなければその魅力を伝えることができません。

私たちは製品が持つ革新と本質とのせめぎ合いの中に、「他にはないもの、独創的なもの」を生み出す力があると考えています。

私たちデザイナーからの声を、少しだけ聞いてください。

01: Think
 

偶然だとは思いますが、弊社のステージ・ピアノはおおよそ10年おきに製品化されており(※)、2009年に登場したSV-1は大変ありがたい事に今だ現役の機種です。その中で開発するGrandstageは、SV-1とは違う特徴を持ったステージ・ピアノにする必要があると考えました。

SV-1はビンテージのエレピをイメージさせるような、優雅な曲線を基調にしたデザインであるのに対して、Grandstageはシンプルながら演奏者にとっても客席から見ても存在感、そして上質感のあるものを目指しました。また、これまでの製品に対する多くのご意見も頂いていたので、それらを反映させ使用感の面でもより良い方向に持っていけるようにしたいと考えました。

※SG-1 1986年、SG ProX 1997年、SV-1 2009年、Grandstage 2017年発売。


02: Realize
 

シンプルな形状のピアノではありますが、Grandstageの特徴になっている点を3つほど挙げたいと思います。

まず、Grandstageの前に座ると最初に目に入る鍵盤を囲むようなR形状です。これはアコースティック・ピアノの柔らかい曲線をモチーフにしています。上品な仕上がりにするため全体に特殊な加工を施した黒いパネルは、意匠的に鍵盤部分を強調すると同時に、鍵盤とスイッチ類の境界を明確に分ける機能的役割もあり、鍵盤の奥側を弾いてもスイッチなどに指が当たりづらい形状になっています。

次に、そのR形状の奥にある操作パネル部分です。大まかなパネル・レイアウトは早い段階でほぼ出来上がっていましたが、実際のスイッチやツマミの形状、それらの配置については、使いやすさ、分かりやすさを求めて関係者で何度もやりとりをして作り上げた形、レイアウトになっています。原寸大スケッチ、立体の試作と進んで行く中で、皆それぞれのこだわりが出て、まとめるのは大変な作業でした。

最後に、パネルの奥側からリアにかけて縦に入った柄です。光の当たり方によってかなり表情が変わり、薄暗いところでは落ち着いた色に、スポットライトが当たると柄がはっきりとして目立ちます。さらにプレイヤーが目立てるようにKORGのロゴも綺麗に光ります。もちろん、そこまでは・・・という時には消灯することも可能です。


03: Message
 

Grandstageは発表以来、多くのプロ・ミュージシャンから高い評価を頂き、実際にそのステージでも使って頂いています。プロの厳しい目にも耐えうる音、デザインでありながら、操作は難しくありません。

自分の好みの音を見つけて演奏を楽しんで頂き、そして演奏された方のお気に入りの楽器になっていただければ嬉しいです。

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