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KHP-300

この製品の生産、販売は終了いたしました。

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コルグ・ハイブリッド・ピアノ
取り付け作業工程

コルグ・ハイブリッド・ピアノの取り付け作業は
(株) コルグの取付け技術研修を終了した認定技術者が責任をもって行います。

例:アップライト・ピアノ専用エントリー・モデル
  KHP-100/300の取り付け作業工程

これらのコルグ・ハイブリッド・ピアノのパーツを、以下の手順でアップライト・ピアノにお取り付けします。

1.最初にピアノの外装・鍵盤・アクション(打弦機構部分)を取り外し、ホコリなどを掃除機で吸い取り、きれいにします。

 

2. 次に整調作業を行い、鍵盤を整えます。

コルグ・ハイブリッド・ピアノを取り付けるときに、とても重要な工程です。コルグ・ハイブリッド・ピアノは高性能な光センサーを使用していますので、鍵盤タッチを整えることで、コルグ・ハイブリッド・ピアノ内蔵の美しいピアノ・サウンドが打鍵時の微妙なニュアンスまで表現します。

白鍵上面を水平に、均一に整えます。
※上記作業を含め、計7項目以上の整調作業を行います。

3. 整調作業が終わると消音機構を取り付けます。

ピアノのメーカー、機種によってハンマー・アクションの形状が違いますので、それぞれのアクションに合わせて ユニットのパーツを加工しながら取り付けます。

※ ピアノの機種によってアクション本体を加工する場合もあります。

4. 消音とアコースティックの切替えをワンタッチで行う操作レバーを鍵盤棚下面に取り付けます。

取り付け後、88鍵全部が均一な消音状態になり、かつアコースティック状態での違和感もないように調整を行います。

5. 光センサー・スイッチ・レールを取り付け、 スイッチ・レールの高さを調整します。

* お使いのピアノの種類によっては鋸などを使って若干加工する場合があります。

6. ペダル・スイッチ、音源モジュール、コントロール・スイッチを取付けて配線をし電源を入れ、正しく動作することを確認します。

 

7. オートキャリブレーション機能を使って鍵盤の運動量を記憶させます。

 

8. 外装を取り付け、再度すべての機能が正しく作動するかを確認します。

下前板(ピアノ正面下部の大きな板)に配線が挟まって切れる恐れがあるピアノでは、下前板上部も少々削る場合があります。

以上、[1]〜[8]の全ての作業をコルグが認定した技術者が行います。


ピアノの機種によって特に[3] [5] [7]に必要な作業内容が変わるため、作業時間・取付費用が異なります。
スピネット・タイプと呼ばれる小型のピアノや特殊な構造を持つピアノでは、上記以外の特殊な加工を要する場合があります。

コルグ消音ユニット取付技術認定研修会のご案内

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