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2023年の第1回より規模を拡大してきた東京楽器博。3回目となる2025年は11月1日、2日の2日間、科学技術館の1F全フロアを使っての開催となりました。「見て、聴いて、弾いて、叩いて、最高の楽器体験を!」というイベントのコンセプトに賛同し、コルグは第1回から3年連続での出展です。

今回は「シンセサイザー」「エレキ・アンプ・エフェクター」「ドラム・打楽器」の3フロアにコルグおよびKIDブランド製品を展示し、「シンセサイザー」「エレキ・アンプ・エフェクター」フロアのステージで2日間に渡りそれぞれ4回、計8回のデモ・ステージを実施しました。

東京での開催のため、なかなかご来場できない方もいらっしゃるかと思いますので、ここではブースの展示内容、およびステージ内容などをレポートをします。

全体を3等分にし、コルグ2枠、ARTURIA1枠で配分。向かって左側のコルグ枠に10月発表したばかりのコルグ・デジタル・ピアノの新製品「 LianoLIVE !」を設置。配信に最適化した新しい製品コンセプトを伝えるべく、画面が映える装飾にしました。手前に話題の handytraxx playも展示。

中央のコルグ枠には、 KRONOS-88 Grandstage X Pa5X-88と3台の88鍵盤モデルを展示。コロナ禍以降、お店に向かう足が少々重くなっている今日この頃ですが、そんな中でも楽器博に来て頂いたみなさまにハイエンド・モデルに触れて頂くことで、静かに眠っていた楽器への情熱を呼び覚ますことができたら、という思いを込めました。

向かって右側には ARTURIAの製品をラインナップ。こちらもハイエンドの PolyBrute 12、登場間もない AstroLab-88をメインに、次のMiniLabのカラバリはどんなカラーが良いか?というアンケート用に実機を8台(MiniLab 3が7台、MiniLab 2が1台)持ち込み、華やかな展示になりました。

ARTURIAの右側のスペースでは、先日スタートしたコルグによるアウトレット品のネット直販サービス「 OUTLET MUSIC SHOP」の宣伝も行いました。好評を頂いているコルグのガシャポンも設置し、おかげさまで用意した分は完売となりました。

例年この手のイベントでは多くのKIDブランドを持ち込みますが、今回は全体を2分割にしVOX、SAITOの2ブランドに限定。思い切ってターゲットを絞り込んだ形にチャレンジしました。そのおかげもあってかレイアウトが非常にすっきりして、2つのブランドがより目立つ展示になりました。

VOXは AC-HWRシリーズを全機種展示。またスピーカー、エフェクター、リズムマシンも入ったユニークなミニギター ACP-1、2も試奏で人気を集めました。

SAITO GUITARSはHeritage / Beyond両シリーズを中心に、それぞれのキャラクターを尊重した展示を行いました。試奏用アンプにはおなじみVOX ACシリーズに加えてKIDブランドからBlackstar ID:X 100、Aguilarの AGやTone Hammerなどを使用。また試奏頂いた方にはSAITOギターチラシ入りの入浴剤を配布し、こちらもとても人気でした。

SAKAE Osaka Heritageのキットを実際に見て試して頂くことで、SAKAEの圧倒的な技術力のアピールや周知を目的として、ドラムキット1セットのみの展示&試打となりました。この他にKORGの MPS-10 wavedrum Global Editionも展示/試奏を行いました。

生ドラムは音量が大きいため、楽器博では一斉に各社が試打を行う時間が決められており、10分間叩いて20分休憩=1時間に2回の試打が行われました。試打されるお客さまは10代から〜40代くらいまで、男性に限らず女性の方にも多くお試し頂きました。意外にもお子様を連れた方々もこのドラムブースに多く来られ、子供が試打して親が写真を撮るほのぼのした風景が多く見られました。

ARTURIA presents KURUMIKI Live

鍵盤、藤岡久瑠実 / 木管楽器、高橋美希によるユニット「KURUMIKI(くるみき)」。藤岡さんはARTURIAの新製品「AstroLab 88」を演奏。高橋さんはサックス、フルートにARTinoiseのLunatica(今回展示なし)を巧みに使い分け、「幻想的な和の世界」を表現したステージでした。

KURUMIKI X
https://x.com/KURUMIKI_JP
KURUMIKI YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCcM5dz0rNtWjLlA1zDY1dag

織原良次のフレットレスベースの世界 ~Saito Guitarsからの答え~

フレットレスベース界の第一人者である織原良次さんが登場。 Heritageベース、主にフレットレスのデモンストレーションを実施しました。フレットベース自体がややニッチな楽器でもありますが、さすが第一人者の巧みなトークもあり、非常に多くの人に観覧して頂きました。またこのイベントを見てSAITOブースへ試奏に来て頂くお客さまも多く、とても良い流れになりました。

織原良次 X
https://x.com/orihararyoji
織原良次 Instagram
https://www.instagram.com/ryojiorihara/

Take the “Accompaniment” Keyboard 〜自動伴奏で行こう〜

ジャズピアニスト甲能正隆さんによる「1人でもバンド演奏は楽しめる!」デモ。自動伴奏機能搭載の「Pa5X」と、意外にもリズム&コード進行機能を搭載している「Grandstage X」を使い、ジャズやポップスの定番楽曲を楽しいトークと共に演奏。最後の曲では客席からクラップも起こり、非常に盛り上がりました。

甲能正隆 X
https://x.com/twit_mkes
甲能正隆 YouTube
https://www.youtube.com/@pf_masa

shioRi meets VOX Starstream Headless!

ベーシストshioRiさんによる、フレームボディ構造で知られるVOX Starstreamのヘッドレス5弦ベース、 VSB-HL5の紹介デモ。shioRiさんは 製品動画にもご協力頂いており、その動画に提供して頂いたオリジナル曲とバンドの曲を最初と最後に演奏。開発チームとの和やかなトークで、製品のポイントを正確に伝えて頂きました。

shioRi X
https://x.com/shioRi1011bass
shioRi Instagram
https://www.instagram.com/shiori1011bass/

西尾知矢 plays SAITO GUITARS!

YouTubeでもお馴染み、ギタリスト西尾知矢氏によるSAITO GUITARS Heritageシリーズのデモ。SAITO GUITARSのスタッフにも登壇頂き、弾く側と作る側との楽しいトークが展開されました。演奏は非常にテクニカルで、Heritageの魅力を余すところなく引き出していました。

西尾知矢 X
https://x.com/guitarlikeman91
西尾知矢 YouTube
https://www.youtube.com/@西尾知矢

Hands-on handytraxx play

DJ GABAWASHさんとコルグスタッフのかけあいによるデモ。handytraxx play 1台だけでここまでできるのかという驚きのプレイを、先に「この機能を使います」とスタッフが説明してからGABAWASHさんが実演するという流れで解き明かし、テクニックの秘密を垣間見られるようなステージでした。

GABAWASH X
https://x.com/ken_gabawash
GABAWASH Instagram
https://www.instagram.com/ken_gabawash/

篠田元一 meets Grandstage X

おなじみ篠田さんによるデモ。他社との比較など、ここではちょっと書けないような際どいトークでお客さんの笑いを誘いつつ、Grandstage Xの多彩な音色にマッチした巧みなプレイで楽しませてくれました。

篠田元一 X
https://x.com/MotokazuShinoda
篠田元一 Instagram
https://www.instagram.com/motokazu_shinoda/

西尾知矢 plays VOX HandWired AC30 !

午前中のデモと同じギターとアンプの組み合わせで、今度はVOXの新Hand WiredシリーズAC30の紹介。AC-HWRのストレートかつダイナミックなレスポンスを見事に響かせて、その基本性能の高さを広くアピールするデモとなりました。

おまけ

シンセサイザー・ブースでは、コルグLINEにお友達登録して頂いた方限定で、この楽器博だけの「オリジナルトートバッグ」に「B6サイズ12Pカラーの特製カタログ」を入れて、プレゼントしました。

カタログと同じデザインのポスターを2枚だけ展示しました。
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