ARP ODYSSEY FS Kit
DUOPHONIC SYNTHESIZER
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自らの手で、再び伝説が動き出す。新たな体験を生むARP ODYSSEY FS Kit、新登場。
2015年、ARP Odysseyの復活により、ARPの歴史が再び脚光を浴びることになりました。最も象徴的かつオーセンティックなモデルの復刻版となったARP ODYSSEYは、世界中のシンセサイザー・ファンを熱狂させました。その後も、フルサイズ鍵盤を採用したARP ODYSSEY FS、待望のARP 2600 FS、ARP 2600 Mまで、再びARPは現代の音楽シーンの最前線に立つことになったのです。
新登場のARP ODYSSEY FS Kitは、その名の通り、キットという新たな形で伝説のサウンドを手に入れることができます。組み立て方法もシンプルで、専門知識やハンダ付けの必要もなく、図解による分かりやすいガイドブックも同梱していますので、誰でも組み立てることが可能です。サウンド面においても、アナログ回路を忠実に再現しており、暖かく豊かなサウンドを実現します。また、フルサイズの鍵盤やオレンジ色の文字が入ったブラック・パネル・デザインなど、Rev.3モデルのオリジナル・スペックをすべて踏襲しています。
ARP ODYSSEY FS Kitは、世界に1台しかないコレクターズ・シンセサイザーです。他のARP Odysseyとは異なるシリアル・ナンバー入りメタル・プレート等、様々なギミックも用意しました。
伝説のミュージシャンたちが50 年以上に渡り、愛用してきたARPサウンドを手に入れるだけでなく、ハードウェアから自らの手で作り出す体験は、この上ない愛着が湧くことでしょう。
世界でたった1台となる特別なARP ODYSSEYを手に入れて下さい。
ARP ODYSSEY FS Kit 組み立てマニュアル
フルサイズのARP ODYSSEYと標準鍵盤を採用
余裕のあるパネル・レイアウトとスムーズなフェーダー操作、演奏性に優れた標準鍵盤など、シンセサイザー・ファンやキーボーディストが待ち望んでいたサウンドを実現しています。何より、その重量感やエッセンスは、オリジナルARP Odysseyのイメージを忠実に再現しています。すでに定評のあるアナログ・サウンドは、まさにARP Odysseyの復活と言えるでしょう。サウンド、安定性、外観、サイズなど、あらゆる面でパーフェクトなフルサイズARP ODYSSEYを、新品のような安心感で手に入れることができるようになったのです。
ARP Odysseyの特長的なシンセシスを回路レベルから再現
オリジナルのARP Odysseyは、2VCOのデュオフォニック・シンセサイザーです。シャープで突き抜けるようなサウンドと、豊かな音色バリエーションが最大の特徴です。オシレーター・シンク、サンプル&ホールド、パルス幅変調、ハイパス・フィルター、2種類のエンベロープ・ジェネレーター、PPCによるピッチベンドなど、多彩な機能とモジュレーションの可能性を持ち、多彩な音作りが可能でした。ARP ODYSSEY FS Kitは、これらのサウンドを回路レベルで再現しています。
全3世代のフィルターを用意
オリジナルのARP Odysseyには製造時期によって3タイプ(Rev1、Rev2、Rev3)のバージョンがあり、大きな違いはフィルター回路にあります。ARP ODYSSEY FS Kitには、この3種類のフィルター回路をすべて搭載しており、スイッチ1つで選択することができます。TYPE I (Rev1)は12dB/Octの回路で、シャープでパンチのあるサウンドを生み出します。TYPE II (Rev2)は24dB/Octのフィルターで、低音の響きが特徴です。TYPE III(Rev3)は、レゾナンスを上げても優れた安定性を維持します。これらの特徴的なフィルターを忠実に再現しています。
音楽ソフトウェアを無料バンドル
ARP ODYSSEY FS Kitには、曲を作るだけでなくAIによるマスタリングができる「Ozone Elements」、キーボード演奏の上達に役立つ「Skoove」、DAWソフト「Reason Lite」に加え、コルグやその他ブランドのソフトウェア・シンセまで、多数の音楽ソフトウェアが最初から付いてきます。
つまり、この製品を手に入れることによって、あなたの音楽をレベルアップさせるさまざまなツールを手に入れることができるのです。
アラン・R・パールマン財団について
アラン・パールマンは、ニューヨークで育った子供の頃から「ARP」というニックネームで呼ばれ、それは後に電子楽器をデザインするために共同で創設した会社にぴったりの名前に思われました。 彼はNASA(アメリカ航空宇宙局)を去った後、そのサウンド・クオリティを世に示す楽器を作成するためにARPを設立。1970年にARP 2500を生み出し、さらに続けてオリジナルのARP OdysseyとARP 2600を作りました。パールマンの重要なスキルの1つは、安定して動作する発振器を生み出したことと、スイッチのマトリックスを使用してコードレスによるパッチ技術を実現したことです。 ARP Instrumentsは電子音楽市場の成長と発展において、優れた先駆者としての伝説を築き上げました。
2019年に設立されたアラン・R・パールマン財団は、父親の功績を称えるために、アラン・パールマンの娘であるディナ・パールマンによって設立されました。 ARP財団の使命は、彼の発明を一般に公開することでパールマンの名を後世に伝え、さらに未来の世代に想像と創作を促すことです。