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ARP 2600 M ARP 2600 M

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現代のミュージシャンのための最もアイコニックなシンセサイザー

伝説のARP 2600が現代に蘇りました。
ARP 2600は、間違いなくこれまでで最も象徴的なサウンドを持つシンセサイザーです。 ARP 2600のサウンドは、70年代に登場してから今日に至るまで、数え切れないほどのレコード、映画音楽、テレビ番組、ゲームのサウンド・トラックで使用され、音楽界に欠かせない存在であり続けています。

新しいARP 2600 Mは、世界中で賞賛されているサウンドをよりコンパクトでポータブルなフォーマットで提供し、さらに新たな機能を追加して、この歴史的なシンセサイザーの理想的な化身として生まれ変わりました。

伝説の再誕

2020年1月に ARP 2600 FSが発表されると、そのオリジナルARP 2600への忠実さが世界中のミュージシャンに認められ、瞬く間に驚異的な成功を収めました。ARP 2600 Mは、オリジナルの約60%のサイズであり、軽量化とポータビリティの向上を実現し、スタジオやライブ会場でのセッティングが簡単になりました。ARP 2600 FSと同じアナログ回路とコンポーネントを統合しているため、ARPの特徴的なサウンドを忠実に再現しています。

David Friend

創始者のAlan Robert Pearlman氏と共に、ARP Instruments社を起ち上げた共同創業者。ARP 2600やOdysseyの設計をはじめ、数々の製品開発に携わり、後に社長として経営にも手腕を奮った。起業家としての功績も高く評価されており、2010年には、Ernst & Young社が選出する“Entrepreneur of the Year”(最先端技術部門)を受賞。Carbonite社のChairman & CEOを務めたのち、現在ではWasabi社のChairman & CEOを務める傍ら、マサチューセッツ工科大学スローンマネジメントスクールで講師も兼任。また、ニューイングランド音楽院、バークリー音楽大学等の名誉教授にも就任している。

「1970年代に原型となる 2600を設計した際には、これがこんなにも重要な楽器になるとは気づいていませんでした。けれどもスティービー・ワンダー、ピート・タウンゼント、ジミー・ペイジ、ハービー・ハンコック、そして数え切れない多くの音楽家の手によって、当時最も影響力のある楽器となりました。いつも、ちょっと大きくて重いなあと思っていたので、まったく同じ音でありながらホームスタジオにより相応しい Korg の 2600 M を見たときは嬉しかったです。デジタルインターフェースも、(そもそもオリジナルモデルにはなかったんですが)大きく進歩しました。付属のパッチコードがあるので、多数のパッチと幅広い音を作り出せます。50年近く前に 2600 を使ってやったすべてのことを思い出すのに数時間かかりました。すごくいいんですよ!」

David Mash

デビッドは41年勤めたバークリー音楽大学でのイノベーション、戦略、テクノロジー(Innovation, Strategy, and Technology)部門長を最近退任しました。彼はミュージックテクノロジー、特にシンセサイザーにおいて、世界的に有名な専門家です。バークリーで電子制作とデザイン(Electronic Production and Design)のコースを設立し、Korgなどの多数の楽器メーカーのコンサルティングを行い、ARP2600 FS と新モデルの ARP2600 M の再発売時には諮問役を務めました。ARP2500 からシンセサイザーに関わり始め、1977年に初めて購入したシンセサイザーは ARP2600 と 1601 シーケンサーでした。アランR.パールマン(Alan R Pearlman)やデビッド・フレンド( David Friend) と親交を持ち、1978年から楽器について ARP に助言するようになりました。デビッドは現在アランR.パールマン基金(Alan R. Pearlman Foundation)の会長に就いています。

「ARP 2600 の完全サイズレプリカを発表し、Korg は古典的なシンセサイザーを再び発売することで、電子音楽の世界に多くの音楽家が体験したことがなかった素晴らしい機会を贈りました。しかし ARP 2600 M の発売は、2600 が新しい外観、新しい感覚というモダンエイジに入ったことを意味します。それでも元来の ARP の音は健在です!よりポータブルな、近代的な見た目となり、大型ユーロラックシステムにフィットする形態でありながら、大型シンセサイザーの強力さを備えています。そしてほとんどのユーロラックシステムに欠けているヒューマンスケールがあります。このモジュールは見た目も感覚も音も最高です。」

高品質な日本製

ARP 2600 Mは、ARP 2600 FSと同様に細心の注意と並外れた品質基準のもと日本で製造され、オリジナルのサウンドと質感を正確に再現するために、同じアナログ電子部品を使用しています。
スプリング・リバーブは、新しいボディサイズに合わせて新たに採用しましたが、これまで通りの豊かなエフェクトを実現しています。 

ARP 2600 Mには専用のキャリーケースと専用ARPステッカーが付属しております。 専用キャリケースは楽器を保護するだけでなく、特殊な耐衝撃減衰技術を搭載したカスタム・キャスターのおかげで持ち運びが容易になります。

また、それに加えて、お気に入りのvolca、SQ-64や他のMIDIコントローラーなどの他の機器を一緒に運ぶのに十分なスペースがあります。

初回盤リミテッド・エディション(ARP 2600 M - LTD)- 国内販売終了

初回盤リミテッド・エディション(ARP 2600 M - LTD)には、microKEY2-37が付属しています。

スタジオの必需品

ARP 2600が今日まで絶大な人気を誇っているのは、偶然ではありません。 ARP 2600 Mは単なるシンセサイザーではなく、完結したサウンド・デザイン・スタジオです。今日でも、ARP 2600は、モジュラー・シンセシスの個々の要素と、制作やパフォーマンス楽器に求められる即時性とを両立しています。オシレーター、エンベロープ、フィルター、アンプという、アナログ・シンセシスに必要な要素はすべて十分に含まれています。

しかし、ARP 2600 Mは、スプリング・リバーブ・タンク、さらには1ペアのモニター・スピーカーを内蔵することで、さらに上を行きます。また、リング・モジュレーション、ラグ&ボルテージ・プロセッサー、エンベロープ・フォロワー、オーディオ・プリアンプ、クロック同期スイッチ、ノイズ・ジェネレーター、サンプル&ホールド・モジュール、シグナル・インバーター、AUXミキサー、さらにはマルチプル・ジャックのセットを備え、ヴィンテージ・モジュラー・システムならではの多彩な音作りが可能です。

当時のオリジナル・マニュアルやパッチ・ブックを用意しています。

追加された機能

新しいARP 2600 Mは、オリジナルに忠実なだけでなく、さらに使いやすくなるように機能が追加されました

- プラグ・アンド・プレイ:ARP 2600 MのUSB-Aポートに、KORG microKEY,nanoKEYやSQ-64などのUSBクラス・コンプライアント対応MIDIコントローラーを接続するだけで、簡単に本機をコントロールすることができます。

- サイズを縮小。サイズが変更されたことで、パッチが見やすくなっただけでなく、より短いパッチ・ケーブルを使用することが可能になりました。

- オリジナルARP 2600の2種類のバージョンから2種類のフィルター(前期型、後期型)が使用可能。

- DIN MIDI INを追加。

- ピッチベンド、モジュレーション、ポルタメントON/OFFはMIDI CCメッセージ(USB/DIN MIDI)でコントロールできます。

- 電圧の正規化:S/H GATE ジャックをを介してADSRを起動させるために必要なトリガー信号のしきい値を5Vとし、volcaシリーズやユーロラックモジュールなど、他の機材との組み合わせがより簡単になりました。

- アタック・タイムとリリース・タイムの比率を改善。

- L/Rステレオ出力標準フォーンジャック(XLRは非搭載)。

- ヘッドフォン使用時にはスピーカーが自動的にオフになります。

- 改善された、スムーズなスライダー。

音楽ソフトウェアを無料バンドル。

ARP 2600 Mには、曲を作るだけでなくAIによるマスタリングができる「Ozone Elements」、キーボード演奏の上達に役立つ「Skoove」、DAWソフト「Reason Lite」に加え、コルグやその他ブランドのソフトウェア・シンセまで、多数の音楽ソフトウェアが最初から付いてきます。

つまり、この製品を手に入れることによって、あなたの音楽をレベルアップさせるさまざまなツールを手に入れることができるのです。

アラン・パールマンは、ニューヨークで育った子供の頃から「ARP」というニックネームで呼ばれ、それは後に電子楽器をデザインするために共同で創設した会社にぴったりの名前に思われました。 彼はNASA(アメリカ航空宇宙局)を去った後、そのサウンド・クオリティを世に示す楽器を作成するためにARPを設立。1970年にARP 2500を生み出し、さらに続けてオリジナルのARP OdysseyとARP 2600を作りました。パールマンの重要なスキルの1つは、安定して動作する発振器を生み出したことと、スイッチのマトリックスを使用してコードレスによるパッチ技術を実現したことです。 ARP Instrumentsは電子音楽市場の成長と発展において、優れた先駆者としての伝説を築き上げました。

2019年に設立されたアラン・R・パールマン財団は、父親の功績を称えるために、アラン・パールマンの娘であるディナ・パールマンによって設立されました。 ARP財団の使命は、彼の発明を一般に公開することでパールマンの名を後世に伝え、さらに未来の世代に想像と創作を促すことです。

ARPの世界をもっと探検しよう。

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