アルペジエーターについて
microKORG2のアルペジエーターは、10種類のアルペジオ・タイプをもちます。
このアルペジエーターは発音する音の長さ(ゲート・タイム)や間隔などを変えられます。
これらはARP AとARP Bの各セクションで設定します。
また、ARP AとARP Bの各セクションで設定した動作に対し、最大8ステップについて発音のオン/オフが設定できる「ステップ・アルペジエーター」を使って、より幅の広い演奏効果が得られます。
アルペジオ演奏させるティンバーを選択する
2つのティンバーを使用したのプログラム(“Timbre Mode”がDual)では、アルペジエーターで発音するティンバーを選べます。ARP A “Target Timbre”で設定します。両方のティンバーでアルペジオ演奏させたり、ティンバー1または2だけでアルペジオ演奏させたりできます。
アルペジオのテンポにLFO 1/2の周期や、ディレイ・エフェクトのディレイ・タイムを同期させる
LFO 1/2の周期をアルペジオのテンポに同期させることによって、テンポに同期したモジュレーションをかけたり、ディレイ・エフェクトのタイムをテンポに対する倍率で設定しておいたりすることによって、アルペジオのテンポを変えてもディレイ・タイムが追従するようにできます。ライブ・パフォーマンスなどに便利です。
また、microKORG2のアルペジエーターは外部MIDIシーケンサーと同期させることができますので、LFO 1/2の周期やディレイ・タイムを外部MIDIシーケンサーなどからコントロールできます。
ステップ・アルペジエーターの使用方法→こちら
ARPEGGIATOR ONボタンを押して、アルペジエーターのオン/オフを切り替えます(オン時点灯)。
ボタンを長押しすると、ラッチのオン/オフが切り替わります。ラッチ・オンでは鍵盤から手を離してもアルペジオが展開し続けます。
ARPEGGIATOR TEMPOボタンを変更したいテンポで数回押すことによってテンポを設定します(ボタンが指定したテンポで点滅)。アルペジエーター、ループ・レコーダーの再生スピード、LFO、エフェクトの各種パラメーターをコントロールできます。
ボタンを長押しすると、プログラムを切り替えても現在のテンポが保持されます(TEMPO LOCK)。
テンポはARP A “Tempo”でも設定できます。
EDIT ARP Aボタンを押し、ARP A/Bページにいる間は (点滅中)、PROGRAM NUMBER 1~8ボタンでアルペジオのステップ・オン/オフが設定できます(オン時点灯)。
Note: EDIT ARP Aボタンが点滅していないときに、PROGRAM NUMBER 1~8ボタンを押すと、プログラムが切り替わります。プログラムの保存が済んでいないときはエディットしていた内容は消えてしまいますのでご注意ください。