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2015.03.13

AZUMA HITOMI「microKORG XL+」〜ミニシンセのスタンダード

「『一番必要で一番良い音』が厳選されているような
シンプルさとストイックさを感じます」



わたしがmicroKORG XL+を使いはじめたのは、ライヴでボコーダーを導入したいと思ったからでした。 本体の軽さや操作のしやすさが理想的で、なによりマイクがついている状態のmicroKORG XL+をステージに置くことで、「きょうはボコーダーを使うよ!」というのをアピールできるので、とてもわくわくするんです。

今、あらためてこのシンセの魅力を考えると、一つ目のポイントはミニ鍵盤の弾きやすさだと実感します。 microKORG XL+を実際手にするまでは、SG PIANO、M1 ORGANといったキーボード系の音色も楽しみでしたが、思い切り弾くには向かないのかなと思っていました。
しかし、いざ触ってみるとミニ鍵盤特有の「パコパコ」した感触がなく、とても滑らかなタッチで驚きました。キーがひとつひとつしっかりしているので、見た目も小さいピアノのようでとても気に入っています。そのため、デスクトップレコーディングをする際にMIDI鍵盤としても日常的に使っています。

二つ目の魅力は、やはりその「音の良さ」にあると思います。
プリセットの音色はどれも「一番必要で一番良い音」が厳選されているようなシンプルさとストイックさを感じますし、似ている音がたくさんあって迷うことがない分、イメージに近い音をみつけてエディットするという作業が効率よく行えます。
「楽器カテゴリー」では「BASS」や「LEAD」などと並んで「ARP/MOTION」というのが選択できるのですが、これはサウンドによってアルペジエーターやフィルターの開け閉めなどがONになるので、リズムのある音作りが簡単に楽しめてとても便利です。

キーボードを初めて使う方にも、シンセマニアにも、広く愛される名器であり、ミニシンセのスタンダードであることは間違いないと思います。これからもたくさん弾いていきたいです。
AZUMA HITOMI

1988年 東京生まれ ソングライター / サウンドクリエイター / シンガー
小学校高学年より楽曲作りを開始。中学生でシーケンス・ソフト「Logic」と出会い、アレンジからミックスまでひと りで行う、デスクトップレコーディングに目覚める。
2011年3月、TVアニメ「フラクタル」のオープニングテーマ「ハリネズミ」を EPIC レコードジャパンよりリリース、メジャー・ デビュー。
2013年4月、1stアルバム「フォトン」をリリース。

2014年3月、矢野顕子のニューアルバム「飛ばしていくよ」にタイトルチューンを含む2曲のトラックメイカーとして参加、ステージでも初共演を果たす。
2014年6月、ミニ・アルバム『CHIRALITY』をリリース。
2014年10月、Buffalo Daughterの大野由美子らと共に宅録女子4人による “アナログ・シンセサイザー・カルテット” に参加、『Hello,Wendy!』をハイレゾ音源にて配信。
すべてを一人で行うライブ・パフォーマンスは、自らプログラム・コントロールする LED 照明システムに加え、Mac、アナログシンセ複数台、ペダル鍵盤、全自動キックマシーンなどの大量の機材に囲まれた「要塞」と評されるセッティングと共に、アコースティック色の強いものから強烈なダンス・ビート・ナンバーまで、振り幅の大きいステージング が話題を呼んでいる。
また、2014年11月からは大型機材を一切使用しない “弾き語り” ライブにもチャレンジしている。

OFFICIAL HP  
http://azumahitomi.com
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AZUMA HITOMI Staff Twitter  https://twitter.com/AZUMAHITOMI
USTREAM 生放送番組「AZUMA HITOMI の じっけんじゅんびしつ」毎週木曜日 23:00~
 
http://www.ustream.tv/channel/azuma-hitomi-のじっけんじゅんびしつ

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