音量を時間の経過で変化させるアンプEGを設定します。
目的の音量カーブをADSR (Attack [1]、Decay [2]、Sustain [3]、Release [4])で調節します。
ノート・オン(鍵盤を押す)からアタック・レベル(エンベロープの最大値)に到達するまでの時間を設定します。
2. Decay [0...127] (CC#75)
アタック・レベルに到達した後、サスティン・レベル(SUSTAIN)に到達するまでの時間を設定します。
3. Sustain [0...127] (CC#70)
ディケイ・タイムを経て、鍵盤を押している間に保持される音量を設定します。
ノート・オフ(鍵盤を離す)からレベルが0になるまでの時間を設定します。
5. Velocity Sens (Velocity) [0...127] (CC#79)
鍵盤を弾いたときのベロシティによって、 EGの振幅をコントロールします。
値が大きいほど、ベロシティの強弱による振幅の差が大きくなります。値が0 のときは、ベロシティによる変化はありません。
EG (Envelope Generator: エンベロープ・ジェネレーター)
音はある程度固有の音量などの変化カーブを持ちます。例えばピアノの音量は、鍵盤を弾くと素早く音が大きくなり、徐々に小さくなっていきます。鍵盤から指を離すと少しの余韻を残し、消えます。このようなカーブがその楽器らしさを作り出しています。このような変化は、音量の他にも音色や音の高さにも起こります。これらの変化を作り出すのがEGです。microKORG2はフィルター用とアンプ用の専用のEGを持ちます。さらに、これらのEGはバーチャル・パッチのソースとして使用できますので、音の高さや、その他さまざまな要素を変化させることに使用できます。
以下は設定例です。
音色を時間の経過で変化させるフィルターEGを設定します。
フィルターEGを設定することによって、時間の経過と共に音色を変化させられます。
そのかかり具合を“EG Intensity”で設定します。
目的の音色カーブをADSR (Attack [1]、Decay [2]、Sustain [3]、Release [4])で調節します。
EG(エンベロープ・ジェネレーター)の機能については上記を参照してください。
1. Attack [0...127] (CC#85)
ノート・オン(鍵盤を押す)からアタック・レベル(エンベロープの最大値)に到達するまでの時間を設定します。
2. Decay [0...127] (CC#86)
アタック・レベルに到達した後、サスティン・レベル(SUSTAIN)に到達するまでの時間を設定します。
3. Sustain [0...127] (CC#87)
ディケイ・タイムを経て、鍵盤を押している間に保持されるカットオフ周波数を設定します。
4. Release [0...127] (CC#88)
ノート・オフ(鍵盤を離す)からレベルが0になるまでの時間を設定します。
5. Intensity [-63...0...63] (CC#84)
カットオフ周波数へのモジュレーションの深さを設定します。
カットオフ周波数が時間的に変化します。+の値のとき、変化が大きくなります。-の値では、逆方向に変化が大きくなります。