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KHP-5000

¥308,000(税込)

*取り付け費、調整費は別途申し受けます。
この製品の生産は終了いたしました。

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ピアノ技術者・販売店の方へ

グランドピアノ専用消音ピアノ・システムKHP-5000の多数の新技術を皆様にご紹介いたします。お客様に安心してお薦めしていただくために、技術者の皆様のご協力もお願いしています。

消音時のレットオフ3mmを実現しました

コルグのグランド・ピアノ専用コルグ消音ピアノ・システムKHP-5000は、レットオフ3mm以下を実現しました。
従来のグランド・ピアノ用消音ユニットはレットオフ5~7mmでなければ消音ができず、グランド・ピアノのタッチを損なっていました。
そのために、お客様からの要望があってもピアノ技術者の皆さんは積極的にお薦めすることが出来なかったのではないでしょうか。
「タッチが悪くなってしまいますが、それでも良いですか?」とお客様に確認され、「タッチが悪くなっても良いから、とにかくグランド・ピアノを消音して演奏したい」とおっしゃるお客様だけに、不本意ながら取り付けをされていたのではないでしょうか。

KHP-5000なら、そんな技術者としての葛藤は必要ありません。コルグ独自の技術(特許出願中)によりレットオフ3mm以下を実現しているからです。

従来の5~7mmものレットオフになる消音ユニットで意外に語られてこなかったのはドロップです。
仮にレットオフが6mmならドロップは何ミリにしますか?もしドロップは通常の5~6mmのままならば、ジャックがローラーをしっかりとクリックすること事はできません。
もしレットオフとドロップが逆転してしまったら、ジャックがローラーをクリックすること事ができず、そのような状態は「グランド・ピアノ」とは無縁と言っても過言ではありません。だからといって、ドロップを弦から8~9mmにしてしまえば、もはやピアニシモでの演奏は不可能に近くなってしまいますね。

KHP-5000がレットオフ3mm以下を実現したということは、ドロップも弦から6mm以下での正常な調整ができるため、グランド・ピアノの最大の魅力といえる、ダイナミック・レンジの広いタッチ・コントロールが可能になるということ事なのです。

コルグの消音ピアノ・システムKHP-5000をお客様に薦めていただける一番の理由はこのレットオフなのです。

コルグ独自の安定した消音機構を採用しています

ハンマー・シャンクを止める消音バーのON/OFFは、モーター駆動による回転方式にて行います。
上下に移動させる切り替え方式では、シャンクの勢いをしっかり止めることがなかなか出来ません。

また、アクション・レールのネジを外して消音機構を取り付けるなど、重要なポジション取りが狂う恐れのあるような取り付け方法は採用していません。アクション各部のポジションを変えることなく、消音機構は全てハンマー・レールにしっかりと固定されます。これにより、安定した消音効果が得られるのです。

完全非接触型光センサーなので、荷重変化がありません

従来の接触型光センサーやシャッター式の光センサーでは、理論的にはタッチにほんの僅かな荷重変化が生じます。 しかし、KHP-5000の新センサーは「完全非接触型」、つまり鍵盤とセンサーが接触することがないので、理論的にも荷重変化はほぼ皆無と言えます。
(鍵盤下面に0.1g以下の反射シールを貼りつけるため)

消音時も微妙なタッチ・コントロールまで再現します

KHP-5000はキャリブレーション機能(自動調整機能)によって個々の鍵盤の運動量を正確に記憶します。 整調された状態のピアノでキャリブレーションを行うことにより、取り付けたグランド・ピアノと同じタッチ感で弾奏することが可能です。
微妙なタッチ・コントロールによる自然で広がりのあるダイナミック・レンジを再現し、秒間13回以上の連打性も実現します。

豊富な「取付技術者モード」で取付けたピアノに合った設定が可能です

ピアノのメーカーや型番によって、当然のことながら鍵盤の長さが異なります。
そこで、KHP-5000にはピアノ・タイプ別のキャリブレーション・プログラムの他、豊富な技術者モードを搭載し、そのピアノ1台1台に合った設定が可能です。

調律時も簡単にアクションを引き出す事が出来ます

調律時にもネジ4~5本*とコネクターを外すだけで、簡単にアクションを取り出すことが出来ます。
また、調律時に行うジャック調整などの整調作業も同様に4~5本*のネジを外すだけで簡単に行えます。

*取り付けるピアノのメーカーや型番によって、取り付け時に使用する固定用ネジの合計数が異なることがあります。

コルグでは、必ず整調作業後の取り付けをお願いしています

KHP-5000は、取り付け時に技術者の皆さんに整調作業を行っていただくことを前提に、製品の開発を行っています。

それは、消音ユニットが狂ったままの鍵盤運動情報をそのまま記憶し、再現させることを避けるためです。
消音ユニットの性能を最大限に使っていただくために、まずは本体のタッチを最良の状態に調整した上で、その繊細なニュアンスを忠実に再現するKHP-5000を搭載するのです。

これにより、KHP-5000のもつリアルなピアノ音色や繊細なタッチのニュアンスまでを、まるでグランド・ピアノをそのまま演奏しているように楽しんでいただけます。

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