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2017.11.17

丈青(SOIL&"PIMP"SESSIONS)「Grandstage」インタビュー Powered by CINRA.NET

手のリハビリもここでやっていた、丈青のお気に入りスペース
 

開業1977年の音楽スタジオ「セオリ」。その4階に新たにできたアコースティック専用で多目的なドルチェルームが、丈青さんお気に入りのスペース。SOILやJ.A.Mのリハーサルは、最近はほぼここで行われているそうです。生のグランドピアノとドラムセットが一緒に鳴らせる場所というのが、実は都心のスタジオでも少なく、稀にピアノが置いてあるスタジオでも、調律などのメンテナンスが行き届いていないことが多いため、理想的なリハーサルスタジオを見つけるまでは相当苦労したとのこと。天井も高く、見晴らしもいい上、実はSOILのテクニカルチームが楽器やスピーカー、モニターなどをプロデュースしているため、非常に使いやすく重宝しているそうです。

 

スタジオ風景
 

スタジオ外のテラススペース



  お気に入り機材:KORG「Grandstage」
 

KORG「Grandstage」( 商品詳細を見る

 


最近、丈青さんが使用しているのは、KORGの新しいステージピアノ「Grandstage」。高品位なアコースティックピアノやエレクトリックピアノ音源など、最高峰ステージピアノの称号を冠するにふさわしい、7種類もの強力なサウンドエンジンを搭載した逸品です。

丈青 :「最高でしょう、これ(笑)。正直、今まではキーボードに関して、「生ピアノには勝てるわけがない」と諦めていたんです。でもこれは救世主です。「こういうのが出たらいいな」と思っていた通りのキーボードでした。今はライブもこれ1台でやってるし、たとえばBillboardやBlue Noteのようにグランドピアノがあるハコにも持って行ってるんですよ。なぜなら、この「音」が必要だから。

たとえば、32分音符とか早いパッセージを弾いても、ほとんど濁らない。当然88鍵で、ハンマーアクションもしっかりしていて、内蔵音源も使えるものがたくさんあって。しかも要らない機能が付いていないから、シンプルで操作しやすい。とことんユーザー目線で作ってあるなと思います。「Grandstage」のおかげで表現できる幅が格段に広がりましたね」

 

KORG「Grandstage」

 



ジャズ、ロック、ファンク、ヒップホップなど様々なジャンルを行き来しながら、唯一無二のスタイルを追求し続ける丈青さん。「今、SOILはいい時期にいると思います。もちろん、もっと強力でいたいですけどね」と語る彼の更なる進化が楽しみです。

こちらの記事はCINRA.NETでもお読み頂くことができます。

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