「KAOSSILATORって不思議な楽器です。他の楽器演奏者にはあまりにも簡単な楽器に見えるでしょう。しかし、一度触れてしまうと誰もがKAOSSILATORの虜になってしまう。僕も含め何度もそういった光景を見てきました。なぜでしょうか？それは、KAOSSILATORが現代の楽器であり、現代のエレクトロ・ミュージックのツボを掴んでいるというのは言うまでもなく、常に時代と共にあり変化していくエレクトロ・ミュージック・シーンと共にKAOSSILATORのサウンドも進化してきたからだと思います。ここで紹介するKAOSSILATOR PRO+がその最先端。62種類新規に追加されたサウンド•プログラムは今や世の中に定着したEDMサウンドもしっかり網羅して進化してきました。

初めて触った時に印象的だったのは、期待以上のサウンド・バリエーションと音の太さ。思わず「お、まじか」と声が出ました。例えばライブの時によく登場させるナンバーS.135  Pump NoiseやL.013 WideDistLTの音は下から上まで広すぎるくらいの音域でスウィープしてくれるので、あとはこちらで用途に合わせてEQするなりKAOSS PADに通すなりで色々な表情をつくれて重宝しています。

ライブの現場では、例えば僕の曲「Fine.」や「TRANSPLANT」で使用されているライザーやスウィープ、ヒットにかぶせて使うことで、会場の雰囲気を生で感じながら空気を作っています。

マニピュレーションで参加するTHE TURTLES JAPAN（http://www.theturtles.jp）の昨年の年末イベントではギターのSAKAI氏と一緒に音作りをし、「It's Alright!」「Jerassic」をはじめ、様々なシーンで会場を湧かせました。
またSAKAI氏のKAOSSILATOR PRO+の演奏タイムで映像が抜かれた画もとてもかっこ良かったです。4月から始まる東名阪ZEPPツアーでも活躍が期待されます。

他でも、オープニング、ライブでの曲繋ぎのSEのトラックに使用すると気持ち高まる生の息吹を吹き込む事ができるので好きで、僕がサポートで参加するライブではそういった使い方も多いです。DJプレイの際はトラックとKAOSSILATOR PRO+のカットインを繰り返したりしてアクセントをつけたりしています。

またスケール／キー設定とゲート•アルペジエイター機能で誰でも直感的にパフォーマンスできるので、あとは自分のセンス勝負（笑）そういった所もKAOSSILATOR PRO+の深みなのかなと思います。

それ以外にもループ・レコーディング機能や、MIDIコントローラーとして使ったりまだまだ楽しめる機能が沢山盛り込まれていて、僕もいつも楽しませてもらっています。

1度使うとずっと側に置いておきたくなるようなKAOSSILATOR PRO+、最後に伝えたいポイントはやはり「光るパッド」の存在感。ステージやスタジオでこの光るパッドを見て皆さん何かを期待してくれます。そしてKAOSSILATOR PRO+はその期待にきっと応えてくれます。常に連れていくなら見た目も大事ですよね？ KAOSSILATOR PRO+はそんな心強い相棒です。」

木内友軌 (Kiuchi Tomoki)

音楽プロデューサー/作詞家/作曲家/編曲家/マニピュレーター/シンガーソングライター

エレクトロミュージックを軸にポップスから映画音楽の音楽制作や、ライブハウスからホールアリーナライブにおけるマニピュレーション、楽器演奏など活動は多岐にわたる。

シンガーソングライターとして2013年「BOTH ARE...」でアーティストデビュー
2014年には、ConnectionCollection2014と題しシーズンごとにアーティストとコラボ作品を制作。
2015年３月ConnectionCollection2014作品が配信リリース。
2015年後半にベスト盤リリース予定


OFFICIAL HP　http://www.kiuchitomoki.com/
ConnectionCollection2014特設サイト　http://www.kiuchitomoki.net/main/connection/
iTunes　https://itunes.apple.com/jp/artist/mu-nei-you-gui/id973869702
Twitter　http://twitter.com/TomokiKiuchi